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料理法と調理法はなにが違うのか

素朴な疑問ですが、調理法と料理法とでは何が違うのでしょうか。
料理というのは実はとても広い意味を持つ言葉で、食べ物の形式や様式、作る動作などを全般的に指す言葉とされています。
本来は「料」という文字からもわかるように計測することを表していて、中国の古書では薬品の分量をはかる行為が料理と表現されているのは興味深い事実です。
これに対して調理は、食べ門を作る動作だけを指す言葉なので、料理の中に調理が含まれると解釈することができます。
「調」という文字にはととのえるという意味があり、理にはおさめるという意味があります。
食べられる食材を食べられる状態に整えておさめる方法、それが調理法と言えるでしょう。
料理が様式を示す例で言えば、まさに日本料理や西洋料理といった言葉が該当します。
また、形式を示す例では、会席料理や懐石料理などが挙げられるでしょう。
調理は具体的な動作ですので、洗ったり切ったり、混ぜたりすることが該当します。
加熱を伴う際には、煮る・蒸す・茹でるといった動作がまさに調理に当てはまるでしょう。
意識してみると、なかなか奥が深く、きちんと使い分けたくなる言葉ですね。

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